受験の心得

普段からの取り組み

具体的な目的・目標を持つ

受験に合格するには、"得点"を取らなくてはなりません。「合格に必要な点数を調べ、そこを目標にする」「直近の目標として次回のテストの目標点を決める」のはモチベーションを保つ上では有効です。ただし、その時の得点の良し悪しで、一喜一憂しないようにしましょう。あくまでも本番に向けての"模擬"なのですから。

テストの結果をもとに、何が得意なのか不得意なのか一緒に見極め、明日からの向上に取り組んでいきましょう。

内容の理解を第一に

分かったつもりの"つもり"が一番危険です。「なんとなく分かったから、この分野は大丈夫だ」と思い込んでしまうと、そこからの理解度が増すことはありません。勉強は反復練習です。分かったつもり"から"分かる"になるまで、何度でも取り組みましょう。その積み重ねが他生徒との地力の差になって、あなたの力になってくれるはずです。

直前になってきたら

過去問を繰り返す

直前になってきたら、ただやみくもに勉強するのではなく、受験校の過去問を解く時間を増やしましょう。繰り返し解くことで、出題傾向の分析とその対策を重点的に行うことができます。限られた時間の中で確実に合格に近づくために、志望校に絞った勉強を行うのはもっとも有効です。

ピンポイント

直前には暗記部分を中心に、得点に結びつきやすい部分に的を絞りましょう。あれもこれもと考えていると、すべてが中途半端になりかねません。不安になることはありません。これまでしっかりやってきたことに、自信を持ちましょう。

体調管理

これが一番重要です。スポーツでも、体調を崩しているときに自分の力を発揮できる人はいないはずです。また受験シーズンは、インフルエンザが流行する時期でもあります。よく睡眠をとることはもちろんですが、予防注射や手洗い、うがい、マスクの着用などは徹底しましょう。

当日の心構え

防寒防暑対策

いよいよ受験日当日。体調もばっちりなのに、空調が効きすぎて(効いていなくて)寒い(暑い)となると、全力のパフォーマンスがでなくなる可能性が出てきます。 カイロや温かい飲み物、簡単に着脱できる洋服などを準備していきましょう。

分からない所で立ち止まらない

分からない問題を飛ばす勇気を持ってください。頭が真っ白になり、立ち止まってはいけません。解ける問題からどんどん進めるほうが、効率よく時間を使うことができます。学校や塾、家で勉強しているときは、分からない問題に取り組むことが重要です。しかし、一回きりの本番。時間をかけて取り組んだものの結局解けず、確実に答えられる問題を時間切れで逃してしまう事態だけは避けましょう。

最後まで諦めない

なるべくすべての解答欄を埋め、空白をなくしましょう。何か書けば当たるかもしれませんし、部分採点をもらえる可能性も十分にあります。1点でも多く取りにいく姿勢で臨みましょう。

親御さんの心得

受験はスポーツと似ています。体や技術を鍛え、己の向上に励む。受験でいいかえれば、勉強で頭を鍛え、己の向上に励む。スポーツで「名コーチ」などの言葉があるように、選手を陰から支えている存在がいます。それが受験でいえば「保護者」なのです。

お子様のモチベーションを保つポイント

  1. 他人と比較しない
  2. 小さなことでも褒めてあげる
  3. 評価だけではなく「嬉しい」などの気持ちを伝えてあげる
  4. 劣等感を感じるような言葉を投げかけない
  5. いつも通りに接してあげる

保護者は威風堂々と

志望校に合格したお子様をお持ちの親御様に話を伺うと、一致しているのは「親はどんな時も自信をもっていること」と仰られます。親がため息をついていたり、おどおどしている姿を子供が見たらどう思うでしょう。きっとお子様も自信を無くし、力を発揮できなくなってしまうことでしょう。

考えられるトラブルに先回りして備えておくことは、保護者の大切な仕事です。常に冷静に対処し、大きく優しく包み込んであげることこそが、受験を成功に導く秘訣です。

お子様・保護者様・当塾・学校の三位一体ならず"四位一体"で一緒に励んで参りましょう!

向日葵学林

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